自殺防止センターは国際ビフレンダーズが定める7原則に基準をおいて活動する団体です。
 
〔7つの原則〕

T.

センターの第一の目的は、個人的な危機にある人や自殺の危険が迫っている人に対して、昼夜どんな時間でも、感情的な支えを得られるようにすることである。

U. また、センターで働くボランティアは、自分を受容し理解してくれる人が誰も居ない、と感じている人のために傾聴とビフレンディングによって、人間的な苦痛、孤独、絶望、抑欝を和らげることに務める。

V. コーラー(相談者)は、自殺するという決心を含めて自分で決定する自由を失わない。またいつでも相談をやめる自由がある。

W. ある人がボランティアに援助を求めた事実と、その人が話したこと全ては、外部の人に伝えてもよいとそのコーラー(相談者)が許可した場合を除いて、B.I組織内だけでの完全な秘密事項である。
(しかし、コーラー(相談者)がセンターの責任者にも秘密をもらすなと主張する場合は、ボランティアはそれを受け入れてはならない)

X. コーラー(相談者)に感情的な支えを提供するボランティアは、経験を積んだ他のボランティアに訓練され、積極的に支持される。後者は、必要に応じて、また可能ならば、専門家の助言を受ける。

Y. 必要ならば、コーラー(相談者)に、医療や社会福祉のような専門的な援助、他機関からの物質的な援助を求めることを考えてみないかと勧める。

Z. ボランティアは、政治、哲学、宗教に関して自分の確信をコーラー(相談者)に押しつけることを禁じられている。

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活動指針
 
熊野自殺防止センター