Facebookと自殺防止の取り組みでパートナーシップを提携

 世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)であるFacebook, Inc. (以下、Facebook)は10日、日本国内での自殺防止に向けた取り組みを拡充するため、東京自殺防止センターなどのサポートネットワークとパートナーシップを組むことを発表しました。

 国内の1900万人のFacebook利用者は今後、本人が自殺を考えた場合や知人・友人に自殺の恐れがある場合、所定の研修を終了し認定を受けた電話相談員に、Facebookを通して助けを求めることが可能になります。

 自殺をほのめかすような投稿を見つけた利用者は、Facebookのヘルプセンター
https://www.facebook.com/help/103883219702654?=suicide&sid=0wsvj0oHTv2QMjrJd」から、東京自殺防止センターなど、自殺防止に関わる相談機関の連絡先情報を見つけることができます。また、Facebook上のほぼ全てのページに表示される報告リンクから、自殺の恐れがある人がいることを非公開で報告すれば、匿名で相談できるサポート機関の連絡先をFacebookから当該の方にお知らせします。

 今回、Facebookとパートナーシップを締結する機関は、東京自殺防止センターの他に東京いのちの電話、一般社団法人社会的包摂サポートセンター、東京英語いのちの電話です。